第1問「現代文・評論」 (50点)  齋藤希史『漢文脈と近代日本』

去年は随筆風の文章だったのが、今年は硬い論説文でした。
漢文についての文章ですが、高校生にはちょっと難しかっただろうと思います。
最初にリード文がついたのは、出題された文章が難しいのをフォローするためでしょう。
去年より難化したのではないでしょうか。

第2問「現代文・小説」 (50点)  岡本かの子「快走」

文章は平易な言葉で書かれた読みやすい小説で、設問もそんなに難しくはない。
高校生たちは取り組みやすかったと思います。
ただ問題文の量が増えているので、ペース配分を間違えてしまった受験生もいるかも知れません。
去年と同じぐらいの難しさか。

第3問「古文」 (50点)  『源氏物語』(夕霧の巻)

今年は和歌が出ませんでした。ラッキー!と思った受験生も多かったでしょう。
でも、会話に関する問題がややこしい。
源氏物語は主語の省略が多いため、誰のセリフかを会話の内容から推測しなければいけません。
「あさきゆめみし」を熟読して「源氏ワールド」の世界に慣れていた人が有利な入試だったかも。
むしろ去年より少し難しいかな。

第4問「漢文」 (50点)  陸樹声『陸文定公集』

随筆。本文はわかりやすい。ただ、問題はやや難しい。

全体としては去年と同じぐらいに難しかったのではないでしょうか?
平均は110点以上にはならないような気がします。